文化人

ピアニスト反田恭平さん、首都高で84キロ超過し在宅起訴|初公判で認め謝罪、Nコン出演は取りやめ

 発生:2026年10月6日

首都高速道路(写真はイメージ)
首都高速道路(写真はイメージ) 写真:Wikimedia Commons(作者・ライセンスはリンク先に記載)

2021年のショパン国際ピアノコンクールで2位に入ったピアニストの反田恭平さんが、首都高速道路を制限速度より84キロ速い時速144キロで運転したとして、道路交通法違反の罪で在宅起訴されていたことが分かりました。10月6日の初公判で反田さんは起訴内容を認めて謝罪し、所属事務所も声明を出しました。NHKは、反田さんが出演する予定だった全国学校音楽コンクール(Nコン)への出演を取りやめると発表しています。

この記事のポイント
  • 首都高を時速144キロで運転したとして在宅起訴、初公判で起訴内容を認める
  • 検察は拘禁刑3か月を求刑、判決は10月29日の予定
  • NHKはNコン中学校の部への出演を取りやめ、特別審査員を変更

何があったのか

起訴内容によると、反田さんは2025年12月20日の夜、制限速度が時速60キロの首都高速道路の区間を、時速144キロで走行したとされています。超過した速度は84キロにのぼります。

10月6日に東京地方裁判所で開かれた初公判で、反田さんは起訴された内容を全面的に認めました。法廷では、応援してくれたファンやスポンサーに軽率な行動で迷惑をかけたとして謝罪し、急いでいたために速度の標識を見落としたと説明したと報じられています。

検察側は拘禁刑3か月を求刑しました。弁護側は、初めての違反であることや深く反省していることを挙げ、罰金刑が相当だと主張しました。判決は10月29日に言い渡される予定です。

なぜ批判されたのか

報じられた速度は、制限速度の2倍を超えるものでした。国際的に活躍する演奏家の刑事裁判というニュースに加え、法廷で示された理由も伝わったことで、SNSでは失望の声が上がったと報じられています。

一方で、反田さんは国内外で公演の予定を抱えており、刑事裁判の結果によって海外での演奏活動に影響が出るのではないかと心配するファンの声も出ています。弁護士ドットコムニュースは、判決の内容によってはパスポートの発給などが個別に判断される可能性があると解説しています。

当事者の対応

反田さんの所属事務所である株式会社NEXUSは10月6日、公式サイトに声明を掲載しました。反田さんが道路交通法違反の件で公判審理中であることを説明したうえで、ファンや関係者に心配と迷惑をかけたことを謝罪。裁判中のため個別の問い合わせへの回答は控え、裁判が終わった段階で改めて報告するとしています。

NHKは10月7日、反田さんが12日に東京都内で開かれEテレで生中継される「第93回NHK全国学校音楽コンクール 全国コンクール 中学校の部」への出演を取りやめると発表しました。反田さんは今年から新しく設けられた特別審査員を務める予定でしたが、横山だいすけさんが小学校の部と兼ねる形で担当します。NHKは出演の取りやめについて、番組の内容や演出を踏まえた総合的な判断だと説明しました。中学校の部の課題曲「花へ。」は反田さんが作詞・作曲したもので、課題曲そのものに変更はないと報じられています。

これまでの経緯

  1. 首都高速道路を時速144キロで走行(起訴内容)
  2. 東京地裁で初公判。反田さんが起訴内容を認め、検察が拘禁刑3か月を求刑。所属事務所が声明
  3. NHKがNコン中学校の部への出演取りやめと特別審査員の変更を発表
  4. Nコン全国コンクール中学校の部(予定)
  5. 判決言い渡し(予定)

参考にした報道・発表

本記事は上記の報道と公式発表をもとに、2026年10月10日時点で確認できた事実をまとめたものです。その後の状況が変わっている場合があります。

ほかの芸能ニュース

記事一覧へ ›