文芸評論家・三宅香帆さん、刊行前ゲラの投稿を削除し謝罪|編集者の赤字の公開に賛否
ベストセラーで知られる文芸評論家の三宅香帆さんが、刊行前の本のゲラ(校正刷り)の一部をXに投稿し、議論を呼びました。画像には編集側の赤字が入っており、拡散するにつれて賛否が分かれました。三宅さんは6月29日、投稿を削除したと報告し、軽率だったと謝罪しました。
この記事のポイント
- 三宅さんが刊行前のゲラの一部をXに投稿
- 未完成の原稿を公開することや、赤字への反応をめぐって賛否
- 三宅さんは担当編集者と話し合って削除し、謝罪
何があったのか
三宅香帆さんは6月下旬、刊行前の本のゲラの一部を撮影した画像をXに投稿しました。画像には、本文に出てくる駄菓子「ねるねるねるね」をめぐる赤字の書き込みが含まれており、その部分が話題になって広く拡散しました。
なぜ批判されたのか
ゲラには本文だけでなく、編集者や校閲者からの指摘、著者とのやりとり、まだ確定していない表現などが書き込まれます。そうした出版前の資料をSNSで公開すること自体に、疑問を持つ人がいました。
また、赤字を面白がる反応が広がったことで、編集者や校閲者の仕事が軽く扱われているのではないか、と心配する声も出版関係者などから上がりました。
当事者の対応
三宅さんは6月29日、Xで当該の投稿を削除したと明らかにしました。削除は担当編集者と話し合った上でのことで、編集者から求められたのではなく、自分から申し出たと説明しています。
そのうえで、ここまで話題になるとは思っておらず軽率だったと謝罪しました。担当編集者との信頼関係があっての投稿だったものの、その意図が伝わらないまま広まってしまい、関係者に申し訳ないとしています。
これまでの経緯
- 三宅さんがゲラの投稿を削除したとXで報告し、謝罪
参考にした報道・発表
本記事は上記の報道と公式発表をもとに、2026年10月9日時点で確認できた事実をまとめたものです。その後の状況が変わっている場合があります。

